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富士急2往復記 - 1往復目

富士急行全線(大月ー河口湖)を2往復するという、鉄道好き以外にしてみればわけのわからないことをしてきたので、その記録。

1往復目・往路(6000系 富士急コミュータートレイン)

午後1時過ぎ、大月到着。フジサン特急に乗るつもりだったが、全車両満席状態だったので断念。後続の6000系各停に乗り、河口湖を目指す。本当は「トーマストレイン」が入る運用だが、先日走行中にドアが開いたトラブルがあったため運休中。6000系が代走していた。

6000系は元JR205系。富士急導入にあたり、中間車両(モハ車)に運転台を移設し、3両編成(2M1T)としている。内装はカスタマイズされている一方、運転台は富士急用の装置が追加された以外、特に大きく改造はされていないようだ。速度計もATC対応ままだった。

大月発後、列車は40~60km/hくらいで進んでいく。富士急線は勾配がきつく、最大40‰。30‰超の勾配もざらにある。元205系でそんな急勾配はきつかろうと思っていたが、40‰区間でもフルノッチ使わずに定速で上っていったので、問題ないのだろう。そんな感じで、1時間かけ河口湖到着。

1往復目・復路(8000系 フジサン特急)

河口湖到着後、復路のフジサン特急に乗る。運よく、最後尾車両の一番運転席寄りの席に座ることができた。これには狙いがある。富士急線は富士山駅にて方向転換する構造となっている。最後尾車両に座れば、富士山駅ー大月では前方車両となる。

8000系「フジサン特急」は、元小田急ロマンスカーRSE。2編成あったRSEのうち、1編成の3両を譲り受けたもの。そういえば、富士急に譲渡される以前に、車両メーカへ改造のため回送される直前のRSEを海老名でみたことがあったっけ。

富士山駅にて方向転換後、列車は大月へ向け下っていく。先ほど筆者が上った急勾配を下っていくわけである。

運転席を間近で見ることができるポジションから、運転席を観察してみる。運転手さんは、右手ではワンハンドルマスコンを操作しながら、時折、左手では別のハンドルを操作している。どうやら、左手は抑速*1をON/OFFするのハンドルらしい。RSEは、JR御殿場線乗りいれの「あさぎり」に充当されるため、勾配のきついJR御殿場線に必須の抑速ブレーキが必要だったというのである。筆者の観察した限りでは、勾配を下る際には抑速用のハンドルを使い、駅で停車する際にはワンハンドルマスコンを使って操作しているようだった。

長くなったので、2往復目は後日。

 

*1:よくそく。発電ブレーキなどを用いて速度を抑える機能のこと。