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相鉄の相直開始後の車両運用を予想してみる

相鉄は2018年度にJR線、2022年度に東急線との相互直通(相直)運転を控えている。相互直通運転が開始された暁には、運用が大幅に変更されることが予想される。どのような輸送体系にするのかが明らかにされていない(まだ決定する段階にない)ため、予想が難しいが、とりあえず、可能性の高いところからおさえてみる。

JR線との相直

まず、10000系(の10編成)・11000系のJR線相直運用への投入は決まりと見ていいだろう。元々、この2車種は相直も見越して、JR東日本の車両をベースにした車両である。

9000系・8000系は、JR東日本が入線を認めるかどうかによる。相鉄伝統の独自仕様が車両扱い上のネックになるかもしれない。

JR側からは、E231系E233系(か、その後継タイプ)が入線することになるだろう。ATSも同一(ATS-P)のため、入線に係るハードルは高くなさそうだ。

東急線との相直

まだ構想段階であるが、相鉄は、相直用の新型車両を新造する計画があるという。現状、相鉄の車両は東急線に入線できない(断面が大きいため、東急線の車両限界に抵触する)ため、相鉄側から東急線へ乗り入れる車両はこの新型車両だけになりそうだ。

さて、この新型車両の1編成あたりの両数はどうなるのだろうか。計画では東横線目黒線へ直通する予定だが、現状の東横線は1編成10両・8両に対し、目黒線は6両である。どのような編成にするのかも気になるところである。

一方、相鉄以外の社局から相鉄へ入線する車両については、まだ未確定な部分が多いため、今回の予想では見送る。ただ、相鉄入線にはATS-P対応などが必須のため、それなりの改修が必要である。入線できる車両は限られてくるのではないか。

7000系の行く末

上記の2社線の相直計画には、7000系の話は出ていない。車歴を考えても、車両扱い上を考えても、おそらく相直には入らないだろう。

もとより、7000系自体もう先は長くないのではないか。9000系から始まり、全車両に展開されるという「ヨコハマネイビーブルー」も、7000系は対象から外されてしまったようだ。維持も難しくなっていくだろう。具体的な引退の話はまだ出ていないが、数年のうちに引導を渡すことになるかもしれない。

参考

都市鉄道等利便増進法に基づく神奈川東部方面線速達性向上計画変更の認定について

相鉄デザインアッププロジェクト

今後登場が予定される相互直通運転用の新型車両をはじめとし、車両リニューアルおよび塗装計画に合わせて、順次、車両を新塗装に統一していきます。

相鉄・東急直通線 |東急電鉄

相鉄・東急直通線は、神奈川東部方面線の機能の一部として、相鉄・JR直通線の羽沢駅(仮称)から新横浜を経由し、東急東横線目黒線日吉駅までの区間に連絡線を整備するものです。