相鉄20000系Debut

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噂になっていたが、とうとう出てしまった。相鉄20000系。

以前から、プレスリリースなどで、都心乗り入れ用の新型車両導入が触れられていた。どんな車両が入るのか話題となっていた最中、今回の20000系の公式発表である。相鉄の新型車両は、11000系以来である。折しも相鉄創立100周年目の導入となり、スペシャルサイトでは車両の詳細が紹介されている。どんな車両になるのか簡単に見ていくことにしよう。

まずは、外観。前面窓は傾斜しており、その点だけ言えば8000系を連想させる。(地下鉄)直通運転を考慮してか、前面扉もある。塗装は、モノトーンの濃い青(ヨコハマネイビーブルー)となっている。

内装は、同社9000系リニューアル車のコンセプトを踏襲するようだ。たとえば、白と黒を基調とした落ち着きのあるデザイン、9000系リニューアル車と同じデザインのつり革の採用、昼と夜とで照明の色調が変わる点である。また、相鉄伝統のブラインドや鏡も復活するという。一方、パワーウィンドウについては言及がない。おそらく設置されないだろう。車内モニターはドア上と通路上に設置されるようだ。そのほか、相鉄初のドア開閉ボタンも設置されるという。

VVVFには相鉄初のSiC素子を採用する。台車は「専業メーカー製」という。側面のイメージ写真を見ると、新日鐵住金だろうか?

製造は日立製作所。側面のデザインを見るからに、同社のA-Trainベースと思われる。現在、製造が進められており、スペシャルサイトには、製造過程の写真や動画も掲載されている。

20000系は、東急線直通向け車両だという(JR直通車両は仕様策定中とのこと)。現在建設中の連絡線を通り、東急線、もしくはその先の東京メトロまで乗り入れることが考えられるが、まだ運用体系を検討する段階にはないため、この点に関しては何とも言えない。なお、相鉄ではJRと同じATS-Pを採用しているため、JR線に入線自体は可能と思われるが、やはり取り扱い上の問題もあるため、可能性は低そうだ。

ちなみに、プレスリリースによると、今回の20000系導入は、7000系置き換えも兼ねているという。今回車両の導入両数についての言及はなかったが、一部では8000系も置き換えるのではないかという予測もある。いずれにせよ、7000系が優先的に置き換えられることは確実だろう。20000系の導入と同じく、7000系の去就にも要注意である。